50年に一度! リュウゼツラン開花

50年に一度!
 リュウゼツラン開花

開花したリュウゼツランを見上げる竹内さん

 愛知県知多市岡田の竹内敏信(61)さんのミカン畑の土手で、7月下旬からリュウゼツランの花が咲き始めました。7メートルほどに伸びた花茎は離れたところからでも良く目立ち、道行く人たちが見上げています。
 リュウゼツランは成長が遅く、日本では花が咲くまでに30~50年を要するといわれています。今回開花した株は、竹内さんが10歳のころ知人から譲り受け、自宅の庭に植えてあったものを、15年ほど前に農地の区画整理が終わった畑の土手に移植しました。現在は土手の一角に株が広がっています。2年前にも一株から花茎が伸び花を咲かせましたが、咲切る前に倒れてしまいました。今年は5月ごろから伸びはじめた花茎を支柱で支えて開花に備えました。下から咲き始めて花は8月中旬までは見ることができそう。竹内さんは「珍しい花なので、たくさんの人に見てほしい」と話しています。


  • 前へ
  • 次へ