年内出荷用キャベツ出番

色・形良くみずみずしい
年内出荷用キャベツ出番

キャベツの出荷規格を確認する生産者


 知多園芸振興協議会の秋野菜部は10月22日、大府市にあるJAあいち知多の大府営農センターで年内に出荷するキャベツの統一目ぞろえ会を開きました。知多半島全域からキャベツを栽培する農家ら70人が集まり、出荷規格や箱詰めの方法などを確認しました。
 同JA管内では大府市、常滑市、武豊町、南知多町などで119戸の農家がおよそ120ヘクタールで作付け。品種を変えながら来年5月までに4781トンの出荷を予定しています。
 目ぞろえ会では大府地区の山本貞男検査員が出荷規格を説明。同協議会の浅田昌司専任検査員が、切り口の調製や段ボールへの詰め方などを説明し「収穫して日数がたったものや、大きさの違うものの混入は避け、容器内のそろいを良くしてください」と呼び掛けました。
 JAによると「今年は定植時期の干ばつとその後の長雨で生育の遅れを心配したが、9月以降の天候の回復で、例年並みの出荷開始となった。病害虫の被害もなく、品質は良好」ということです。


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