フードドライブの取り組み始める

フードドライブの取り組み始める コロナ禍の今できることを

 JAあいち知多女性部大府地域は、家庭で余っている食品を福祉団体などに寄付する「フードドライブ」の取り組みを始めました。6月11日には、同女性部の野久照美地域部長と近藤百合江地域副部長が大府市社会福祉協議会を訪れ、集めた缶詰やインスタント食品、お米など約80点を寄付しました。
 今回の取り組みは、野久地域部長が雑誌『家の光』に載っていたフードドライブに関する記事を読み、同JA職員に相談して、大府市社会福祉協議会にかけあったことがきっかけで実現。野久地域部長は「コロナ禍の今、女性部として何ができるか考えた。フードドライブは食品ロスにもつながり、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みにも当てはまるのではないかと思った」と話します。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため女性部活動を自粛する中、同女性部役員向けに情報発信している女性部通信で食品の募集を呼び掛けたところ、取り組みから10日ほどで今回寄付した分が集まりました。今後も8月末まで募集を続ける予定です。
 同JAの女性部担当職員は「生活に困っている方々への善意が集まる一方で、女性部員の食品ロスへの意識を高めることができるいい取り組みだと思う」と話しました。


社会福祉協議会へ食品を寄付する野久地域部長(中央)


集まった食品


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