助け合い組織「ぬくもりの会」役員研修会

 JAあいち知多助け合い組織「ぬくもりの会」は9月8日、常滑市の同JA総合本部ビルで「ぬくもりの会役員研修会」を開きました。知多半島の各地域にある10支部それぞれの活動に役立つ健康づくりを目的に開催し、ぬくもりの会の支部長と副支部長20人が参加しました。JA海部東助け合い組織「なの花の会」会長の渡邉みづえさんを講師に招き、認知症について学びました。
 渡邉さんはJAあいち助け合い組織連絡協議会の会長や監事を務めたこともあり、JA海部東やボランティアグループで認知症カフェや認知症サポーター養成講座のキャラバンメイトなど、さまざまな活動をしています。今回の研修は「気楽にみんなで支え合う認知症カフェ」をテーマに、ボランティア活動を始めることになった経緯や、認知症カフェでの利用者の様子などを講演しました。渡邉さんは「認知症であるということを隠すのではなく、世間話として気軽に話せるようになれば、地域でもっと暮らしやすくなる」と話しました。
 ぬくもりの会の会員は現在433人。「組合員とその家族、地域住民が互いに力を合わせ、助け合い活動を通じて安心して暮らせる豊かな地域づくり」を目標に、ミニデイサービスや福祉施設でのボランティア、声掛け訪問活動などを積極的に行っています。現在は新型コロナウイルス感染症の影響により活動を自粛していますが、今回の研修は手指の消毒や換気、参加者の距離を十分にとるなどの感染対策を行ったうえで開催しました。



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