マルチシートの被覆を学ぶ/夕焼け姫部会が講習

 東海市果樹振興会マルチ栽培夕焼け姫部会は6月14日、東海市内の栽培試験ほ場でマルチシート被覆講習会を開きました。部会員や愛知県、JA関係者など20人が参加しました。
 「夕焼け姫」として出荷するためにはマルチシートの設置は必須。マルチシートにより雨水の侵入を防ぎ、水分ストレスを与えることで、糖度を上げることができます。部会員は知多農林水産事務所農業改良普及課の岸拓実技師の指導を受けて、試験ほ場でマルチシートの設置を学びました。
 夕焼け姫は愛知県のオリジナル品種。果皮が鮮やかな赤橙色で、収穫期は「宮川早生」よりもやや早く、11月から出荷が可能。JAあいち知多と東海市では「夕焼け姫」のブランド化、産地化を目指して活動しています。部会では令和6年に初出荷を迎える予定です。
 同部会の荒谷芳興部会長は「来年度の収穫に向けてしっかり技術を高めてもらいたい」と話しました。



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