露地ナス共同選果始まる/規格徹底して出荷

 JAあいち知多阿久比なす部会は7月3日、露地ナスの共同選果をスタートしました。出荷初日のこの日は7戸の生産農家が持ち込んだナス600キロを担当者らが大きさや曲り、傷の有無などの基準により選別して名古屋へ出荷しました。9月下旬までに38トンの出荷を見込みます。
 同部会は阿久比町を中心に、大府市、東浦町、常滑市、美浜町、南知多町などで露地ナスを栽培する農家14戸が所属。作付面積は145アールで品種は主に「筑陽」。
 部会では選別基準の統一や農家労働力の栽培管理への集中、端数など出荷ロスの解消を目的に、2012年からばら受けによる共同選果を導入。今年12年目を迎えました。
 出荷前の6月19日には目ぞろえ会を開き、出荷規格を確認。同部会の岡崎隆志部会長は「雨が多く気温も高くなり管理が難しくなっているが、今のところ病害虫などの被害もなく生育は順調で品質は良い」と話します。



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