カボチャ

やせ地でもよく育つカボチャ

カボチャを育てよう


果菜類の中ではもっとも丈夫で、やせ地でもよく育ちます。ただし霜には弱いので、露地の畑で作るときは、霜が降らなくなってからにしましょう。1年生のつる性ですが、ズッキーニなどはつるにならないので、大型のプランターでも育てることができます。

①苗作り

②畑の準備植えつけ

本葉3、4枚ころに植え付ける。カボチャは吸肥力が
強いので元肥は控えめに施す。
植え付けは霜の心配がなくなったころにする



③摘心

●西洋カボチャ

●日本カボチャ

西洋カボチャは親づるによく実が着くので、よく育った子づる1本を反対側に伸ばし、ほかの子づるは摘み取る

日本カボチャは親づるの5、6節で摘心してよく育った子づる4本を残す



④人口交配

人工授粉は朝9時ころまでに、雄花の花粉を雌花の柱頭にまんべんなくつけておく


⑤追肥・敷きわら

葉が茂りすぎていたら、追肥は控えめにするか、果実がこぶし大になるまでやらないようにする。
追肥は1回当たり化成肥料40g/m2。つるが伸びるにしたがって、敷きわらを広げるように敷く


⑥玉直し・収穫

着果してから半月ほどして、果実が大きくなったら、花の着いていたほうを下にして置き直す。開花後日本カボチャは30~35日くらいで収穫できるが、完熟するには45~50日くらいかかる。
西洋カボチャは完熟させて収穫。


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